ハムスターと暮らす方法

さて、次はハムスターについて少し勉強しましょう。
基本ですので、しっかり覚えておいてください。

一、夜行性である

二、草食に近い雑食性である

子供と飼われる方は注意してください。
ハムスターは夜行性!昼間は寝ているのが普通です。
強引に昼間起こされ、夜眠るという習慣がつくと、ホルモンバランスが崩れ
体調に異常をきたします。

ハムスターは基本的に何でも食べます。
たとえ、体に有毒でも、本人達は気づかずに。
飼い主は上げていいもの、悪いものをしっかりと理解し、把握しましょう。

ほお袋をもっている

これはとても有名なことですね。
ハムスターは食料をほお袋につめて安全な場所で食べます。
しかし、それは野生での話。
普通に飼っていれば、ほお袋いっぱいに貯める姿を見ることは少ないと思います。

臭腺

ハムスターには臭腺というものがあります。
ゴールデンなら腰のあたりに左右1つづつ。
ジャンガリアンならお腹とほっぺです。
この部分から自分の匂いを出して縄張りを主張します。



ハムスターの前歯4本は一生延び続けます。
ケージの金網を齧りすぎると不正咬合という病気になってしまうので
気をつけましょう。
また、齧り木などをいれなくても、ペレットを与えていれば滅多に伸びすぎる
事はありません。



ハムスターは視力はよくありません。
色は白、黒など1、2色しか見わけられず、ぼわ〜っとした輪郭のはっきりしない世界に
います。また、高さの感覚も良くわからないので、高いところでも平気で歩きます。
なので、落下には十分に注意し、普段から30cm以上のところには放さないように
しましょう。



目が見えない分耳はとてもいいです。
人間には聞こえない超音波も聞こえます。
一説には、超音波で仲間とコミュニケーションをとっているといわれています。
耳が言い分、大きな音が苦手です。
大きな声で呼んだり、大きな音をだしたり(テレビやスピーカーのそば)、
しないようにしましょう。



目が見えない分、鼻もとても発達しています。
食べられるかを調べたり、安全な場所かを常に確認しています。